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教皇の意向:子を失った親 (11月)

12月22日 水曜日

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わたしの魂は主をあがめ、

ルカ1:46
集会祈願

🌸 第一朗読 (サムエル上1.24-28)

 24乳離れした後、ハンナは三歳の雄牛一頭、麦粉を一エファ、ぶどう酒の革袋を一つ携え、その子を連れてシロの主の家に上って行った。この子は幼子にすぎなかったが、 25人々は雄牛を屠り、その子をエリのもとに連れて行った。 26ハンナは言った。「祭司様、あなたは生きておられます。わたしは、ここであなたのそばに立って主に祈っていたあの女です。 27わたしはこの子を授かるようにと祈り、主はわたしが願ったことをかなえてくださいました。 28わたしは、この子を主にゆだねます。この子は生涯、主にゆだねられた者です。」彼らはそこで主を礼拝した。

🌸 答唱詩編 詩編105 典177 ①②

アレルヤ唱 典257 12月22日

🌸 福音朗読 (ルカ1.46-56)

ルカによる福音
 

46〔その時、〕マリアは言った。
「わたしの魂は主をあがめ、
47わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
48身分の低い、この主のはしためにも
目を留めてくださったからです。
今から後、いつの世の人も
わたしを幸いな者と言うでしょう、
49力ある方が、
わたしに偉大なことをなさいましたから。
その御名は尊く、
50その憐れみは代々に限りなく、
主を畏れる者に及びます。
51主はその腕で力を振るい、
思い上がる者を打ち散らし、
52権力ある者をその座から引き降ろし、
身分の低い者を高く上げ、
53飢えた人を良い物で満たし、
富める者を空腹のまま追い返されます。
54その僕イスラエルを受け入れて、
憐れみをお忘れになりません、
55わたしたちの先祖におっしゃったとおり、
アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」
56マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、自分の家に帰った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今年の待降節は最後の日々を迎え、クリスマスの季節は近づいてきました。『毎日のミサ』には今日12月22日、降誕三日前であると書いてあります。降誕節はもうすぐ来ると強調されています。後三日間主イエス・キリストのお誕生を迎えることができます。振り返って、私たちは来るべき主イエス・キリストのために何を準備してきましたか、何を用意してきましたかと自らを問いかけてみましょう。主イエス・キリストのお誕生を待ち望むためにはどのような態度を持っているべきでしょうか。

 さて、今日の福音書を読みますと、主イエス・キリストを待ち望む時に、内面的な態度を持つべきはマリアのような謙遜の心を持ちながら救い主である神に賛美するということが教えられています。「私の霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも、目を留めてくださったからです」。また「身分の低いものを高く上げ」と言う言葉をも書いてあります。神は立派な外見、素晴らしいいけにえよりも身分の低さ、謙遜の心のほうを望んでおられます。馬小屋を観想しても、へりくだった神である幼子主イエスを見ているではないでしょうか。私たちが待ち望むのはクリスマスのイヴェントではなくて、むしろ待ち望むのは救い主、キリストと結ばれること、永遠の国です。

 それから、謙遜の心をもっている人以外はだれも神を賛美することができないと思います。謙遜の心をもっていない人はいつも頑固にし、他の兄弟姉妹の良い導き、良い意志がなかなか認められないからです。それで、神の憐れみと神の救いを見ることもできないでしょう。つまり、今日マリアの賛歌を読みますと、主イエスの救いを待ちながら、謙遜の心を得る必要があるではないかと考えさせられました。このごミサでこの恵みをお願いしたいと思います。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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